博報堂×トヨタ×Astarがハッカソン開催、DeSciが資金調達、分散型SNSの行方ほか
Emoote Highlights✨ #4
Web3 Builderのみなさん、gm👋
今週のWeb3トピックスを凝縮した Emoote Highlights✨ を、Web3特化ファンドEmoote(エムート)がお届けします。
先日、EmooteメンバーでTwitterスペースを開催しました。最新Web3トレンドから、チームが考えていること、雰囲気などが伝わる音声配信です。ぜひお聴きください。詳しくはニュース「+1」にて。
さっそくですが、今週の「Web3 注目ニュース 3選」です。
1. 博報堂キースリー、web3グローバルハッカソンをトヨタ自動車協賛で開催
web3グローバルハッカソンが2月14日~3月25日に開催
主催は博報堂キースリー、協賛にトヨタ自動車、企画・運営にAstar Network
ハッカソンのテーマは「企業内プロジェクト向けDAO支援ツールの開発」
Astarといえば、昨年9月の日本経済新聞の全面広告で「Japan as No.1 AGAIN」というメッセージと共に、企業ロゴ329社を掲載して話題となりました。日本を代表するグローバル企業であるトヨタ自動車とのコラボレーション、要注目です。
2. 長寿研究の「VitaDAO」、製薬大手ファイザーらから約5.3億円資金調達
長寿研究の「VitaDAO(ヴィータダオ)」が410万ドル(約5.3億円)の資金調達
米製薬会社ファイザー(Pfizer)のベンチャー部門も出資
9000人以上の研究者や支援者が参加、15PJに350万ドル(約4.5億円)以上を投資
DeSci(分散型サイエンス)の代表格のVitaDAO。DAOから新たにスタートアップも誕生するそうです。IP-NFT資産(NFT化された特許)の商用化など、新たなモデルケースを創ってくれそうですね。
3. 分散型SNS「Damus」がApp Storeに登場──ジャック・ドーシー氏が開発資金を寄付
ツイッターに似た分散型SNSアプリ「Damus(ダムス)」が登場
開発するNostr(ノストラ)はツイッターの元CEOジャック・ドーシーが支援
同社はビットコイン・ライトニングネットワークによる決済をサポートしている
イーロン・マスク vs. ジャック・ドーシーのTwitterをめぐる攻防。かたやイーロン・マスクは、仮想通貨を含む決済システムの開発に取り組んでいるというニュースもありました。この行方は、Web3的にも気になりますね。
+1. YGG Japanがプライベートラウンドで約4億円調達
ブロックチェーンゲームプラットフォーマー「YGG Japan」が約4億円相当の資金調達
投資家として、スクウェア・エニックス、セガ、グリーなど有名ゲーム会社が参加
資金は人材採用とプロダクト開発及びマーケティング・プロモーションに利用する
Emooteも前回ラウンドに続き投資に参加しました!
先日に開催したEmooteのTwitterスペースで、YGG Japan・StoryCo・Sleepagotchiに「Emooteがなぜ投資したのか?」について語っています。ぜひお聴きください。
続けて、今週の「Web3資金調達プロジェクト」です。
Adressable: クリプトユーザーへのマーケティング用の顧客プロファイル作成
Port3 Network: web3のソーシャルデータポータル
Oh Baby Games: キャラクターのコミュニティと連携したカートゲームを展開
Metaline: 航海をテーマにしたマルチチェーンの戦略経営ゲーム
Bibliotheca DAO: Lootから派生したオンチェーンゲームを開発する開発DAO
Hypernative: オンチェーンとオフチェーンのデータソースを監視するセキュリティプラットフォーム
Sec3: スマートコントラクトのオーディットなどのサービスを提供するセキュリティー企業
Sovereign Labs: オープン・相互運用可能・スケーラブルなロールアップのエコシステムを構築
Everscale: infinite sharding mechanismを導入したL1チェーン
Squid: ユーザーとクロスチェーンのアセットを結びつけ、貸し借りを行うAxelarベースのプロトコル
Rysk Finance: オプション取引のための分散型マーケットメーカープロトコル
Fungify: ブルーチップNFTのインデックスを提供
Archimedes: DeFiのレンディング&借入マーケットプレイス
Simba Chain: 米国空軍のプログラムに採択された、政府機関がWeb3へのブリッジと接続に使用するプラットフォーム
Sumi Network: 独自の分散型ストレージを開発
BlockJoy: ブロックチェーンノードを提供
Pow.re: 水力発電でのマイニング
Giga Energy: 廃棄された天然ガスを発電源として活用するビットコインマイニングインフラ
TeraWulf: ビットコインマイナー
※本記事は、特定の団体・企業のトークンや株式等の売買を推奨するものではありません。
1. Adressable: クリプトユーザーへのマーケティング用の顧客プロファイル作成
イスラエルに拠点を置くAddressableは、クリプトユーザーへのマーケティングを容易にするために$7.5Mを調達しました。この企業の目的は、クリプトウォレットが匿名化されているため、マーケターが顧客の年齢や国籍、購買履歴を知ることができないWeb3マーケティングにおいて、正確な広告キャンペーンを作成することを支援することです。これは、ソーシャルメディアアカウントとウォレットからのデータを収集し、類似性に基づいて情報をマッチングすることで実現されます。これにより、マーケターはより正確なターゲットプロファイルを作成することができます。
資金調達:
Viola VenturesとFabric Venturesが共同リードするシードラウンドで$7.5Mを調達したことを1月31日に発表
North Island VenturesとMensch Capital Partnersも参加
特徴:
EthereumやPolygonなどのブロックチェーンからデータを収集し、Apache Sparkなどの大規模データ技術を使用してブロックチェーンとソーシャルデータをインデックス化:Addressableは、このデータを使用して顧客層を作成し、プロファイルを関連付けるための機械学習モデルを配備
データパイプラインは、ユーザーのプライバシーを保護するためにGDPR規制に準拠するように保証
上記から。マーケターはWebアプリケーションにアクセスし、統合やオンボーディングタイムはなしに、数回クリックするだけでターゲットを作成し、数秒でTwitterにアップロードすることが可能
参照リンク:Viola Ventures and Fabric Ventures back Addressable’s $7.5 million raise
2. Port3 Network: web3のソーシャルデータポータル
Port3 Networkは、web3ソーシャルデータを収集・集約するデータ・ポータルを提供するスタートアップです。社内のアルゴリズムによりユーザーデータが洗練され標準化され、ユーザープロフィールが嗜好、価値、正確性に応じてセグメンテーションされています。また、web2とweb3のプラットフォームがソーシャルデータを使いやすいようにカスタマイズ可能なソーシャルデータ・レイヤーというオラクルを提供しています。
資金調達:
KuCoin Venturesがリードのシードラウンドで、$3Mを調達したことを2月2日に発表
他の投資家として、Jump Crypto、SNZ、Cogitent、Momentum6などが参加
特徴:
クエストと報酬を通じてユーザーにデータを共有するインセンティブを与えることで、プロジェクトのブートストラップ・トラフィックを可能にする、SoQuestなど、Port3の共同創業者がキラーアプリと呼ぶものがPort3に存在
今後数か月以内にweb2のログインを可能にするモバイルアプリケーションを提供予定
参照リンク:KuCoin Ventures backs web3 social data portal Port3 Network's $3 million round
3. Oh Baby Games: キャラクターのコミュニティと連携したカートゲームを展開
Oh Baby GamesはCryptoのゲームスタジオです。最初のリリースは「What The Kart」で、カートジャンルの新しいアプローチと称しています。このゲームはCrypto Twitterの人気キャラクター、名だたるストリーマー、様々なコミュニティから参加することができます。
Oh Baby Gamesの創業者Pas Tranは下記のように述べています。「カートジャンルは数十年も進化していません。装備が重要であるべきです。カスタマイズ可能なガレージ、他のプレイヤーとのゴーストバトル、プレイヤーが作成したバウンティなどがあります。トラックは常に3周するだけではなく、物語を伝えるべきです」
資金調達:
1月31日に、eGirl CapitalとSynergis Capitalが共同リードし、gmjpとMerit Circle DAOが参加した$6Mのシード資金調達ラウンドを発表
Twitchの共同創業者であるKevin Lin、Santiago Santos、Wing Vasiksiri、Kantan Gamesの創業者であるSerkan Toto、Crypto Twitterのキャラクターなどのエンジェル投資家も参加
特徴:
Crypto Twitterというキャラクターや、そのコミュニティと連携したゲームを展開するようです
創業者のPasは下記のように述べています。
「Crypto Twitterに魅了されました。そこでは無限のloreや物語が語られています。Crypto Twitterの貢献度の高いコミュニティにより、最高のコンテンツ、物語、lore、キャラクターなどがトップに上がります。これにより、コンテンツは同時にクラウドで生成され、承認され、無限に生まれる。毎日何かが起こり、ゲームはこれらの物語を伝える素晴らしいメディアです」
参照リンク:Oh Baby Games Raises $6 Million Seed Round to Redefine Web3 Gaming
4. Metaline: 航海をテーマにしたマルチチェーンの戦略経営ゲーム
MetaLineは、航海を背景とした戦略的な経営ゲームです。プレイヤーは、自分のヒーロー、船、港、土地を所有・育成し、ゲーム内で競争・協力し、トークンや様々なNFTアイテムを使用して力をつけることで、経済的な報酬を得ることができます。
資金調達:
Infinity Labs, Paka, GEMSなどから調達したことを1月30日に発表
調達額は不明
参照リンク:Crypto security startup Hypernative raises $9M to help prevent web3 cyber attacks
5. Bibliotheca DAO: Lootから派生したオンチェーンゲームを開発する開発DAO
Bibliotheca DAOは開発型DAOで、より正確にいうとL2のZKロールアップであるStarkNet上に構築されたオープンソースのパーミッションレスなゲームエコシステムの管理者です。Loot Realmsとともに、Lootverseから生まれました。経済学と騎士道が絡んだ多人数同時参加型オンチェーンゲームを開発しています。
資金調達:$3.97MのUSDCをコミュニティから資金調達
特徴
DAOはLoot Realms NFTSによって運営されており、ガバナンスに参加するためには、レルムズのNFTを保有する必要がある
今後、より多くのガバナンストークンがリリースされる予定
6. Hypernative: オンチェーンとオフチェーンのデータソースを監視するセキュリティプラットフォーム
Hypernativeの最初の製品、Pre-Cogは、ハッキングなどの事件が発生する前に、オンチェーンとオフチェーンのデータソースを監視するプラットフォームで、9月にリリースされました。リリース以来、この製品がユーザーに「数千万ドル」を節約するのに役立っているとSagie氏は述べています。
資金調達:
Boldstart VenturesとIBI Tech Fundがリード投資家
Blockdaemon、Alchemy、Borderless、CMT Digital、Nexo、エンジェル投資家からも戦略的な投資
特徴:
多くの事件で、攻撃が起こる数分~数時間前に(ユーザーに)アラートを出しているので、アラートによって攻撃を防ぐことが加納
将来的には、「何もしなくてもリスクを軽減できるエンドツーエンドのシステム」を実現する予防ワークフローの構築を目指している
チーム:Hypernativeの共同創業者であるGal SagieとDan Caspiは、クラウドインフラストラクチャー、大規模な分散システムの構築、セキュリティーに関する背景があり、IBM、Google、Microsoftなどで働いた経験をもつ
参照リンク:Crypto security startup Hypernative raises $9M to help prevent web3 cyber attacks
7. Sec3: スマートコントラクトのオーディットなどのサービスを提供するセキュリティー企業
Sec3は、スマートコントラクトのオーディットなどのサービスを提供するブロックチェーンセキュリティー企業です。資金調達を発表の1月31日に、製品を発売します。これまではプライベートのクライアントのみを対象としていました。Sec3はLaunch Audits、X-Ray、CircuitBreaker、WatchTowerの4つの製品を提供しています。これらはプロジェクトのステージ全てで機能します。Wang氏は「私たちはSolanaでのプロジェクトのローンチ前、中、後に対するセキュリティソリューションを提供する唯一のオーディット企業です」と述べています。
資金調達:
シードラウンドで$10Mを調達したことを1月31日に発表
Multicoin Capitalがラウンドをリードし、Sanctor CapitalとEssence VCが参加
特徴:
Solanaエコシステムのプロジェクトにのみサービスを提供
Helium Network、Metaplex、Tulipがクライアント
近い将来、Aptos、Sui、Ethereum、Polygonなど、他のブロックチェーンに進出予定
参照リンク:Blockchain security firm Sec3 raises $10 million in seed funding
8. Sovereign Labs: オープン・相互運用可能・スケーラブルなロールアップのエコシステムを構築
Sovereignはオープンな、相互接続されたロールアップのエコシステムです。分散性を犠牲にすることなくスケーラブルなネットワークを構築します。開発者が任意のブロックチェーン上で実行可能な、シームレスな相互運用性とスケーラビリティを持ったロールアップをデプロイすることができるようにすることが目的です。
そのため、Sovereign SDKを構築しています。これは、セキュアで相互運用性のあるSovereign zk-ロールアップを作成するための最もシンプルなフレームワークです。
資金調達:HaunVenturesやMaven11、1k(x)からシードラウンドで、$7.4Mを調達したことを1月31日に発表
9. Everscale: infinite sharding mechanismを導入したL1チェーン
Everscaleは「an infinite sharding mechanism」を導入しており、ブロックチェーンはネットワーク実行者によって分割され、タスクに適応することが可能だといいます。過去2年間、ブロックチェーンはアジアでのエコシステム拡大に努めており、調達資金は開発チームやプロジェクトの拡大に利用するようです。
資金調達:
アブダビに拠点を置くVenom Ventures Fundから$5Mの投資を受けたことを1月31日に発表
Everscaleは、Venom Ventures Fundが初めて公に発表した投資案件の1つ
この投資ファンドは、アラブ首長国連邦(UAE)のWeb3市場の発展を促進することを使命として、Web3アプリケーションに投資するために10億ドルを調達
特徴:
Everscaleは「an infinite sharding mechanism」によってパワーされています。これにより、ブロックチェーンはネットワーク実行者によって分割され、タスクに適応することが可能
参照リンク:Venom Ventures Fund makes $5 million strategic investment in Everscale blockchain
10. Squid: ユーザーとクロスチェーンのアセットを結びつけ、貸し借りを行うAxelarベースのプロトコル
Squidは、ユーザーと開発者をクロスチェーンのリキッドティに接続するAxelarベースのプロトコルです。2021年に導入されたAxelarネットワークは、クロスチェーン通信を可能にする接続されたブロックチェーンです。Squidは、クロスチェーンブリッジのセキュリティリスクを伴わない、より使いやすい方法でDEXをより多くのユーザーとつなぐクロスチェーン流動性を提供します。
資金調達:
North Island Venturesがリードするシードラウンドで$3.5M調達したことを2月1日に発表
Distributed Global、Fabric Ventures、Galileo、Chapter One、Noble Capitalなどがラウンドに参加
Axelarは以前のラウンドで戦略的投資家として参加
参照リンク:DeFi Liquidity Protocol Squid Raises $3.5M Round Led by North Island Ventures
11. Rysk Finance: オプション取引のための分散型マーケットメーカープロトコル
Rysk Financeは、DeFiデリバティブのオンチェーンマーケットメイキングを推進するために$1.4Mの調達を行いました。この調達は、オプショントレーディング用の進化した分散型マーケットメーカープロトコル「Rysk Beyond」の発売準備のために利用されます。Rysk Beyondは、Ryskの最初の製品であるRysk Dynamic Hedging Vault (DHV) Alphaの次のバージョンであり、利用者に、多様な市場状況での相関性のない競争力のあるリスク調整済みリターンへの無比のアクセスを提供するフレームワークを設定します。
資金調達:
1月31日にシードラウンドで$1.4Mを調達したことを発表
Lemniscapがリード投資家で、Encode Club、Ascensive Assets、Starbloom、Yunt Capital、Manifold Trading、angel investors Hype.eth、Ivangbi、Windra Thioなどが参加
参照リンク:Rysk Finance raises $1.4M to spearhead on-chain market making for DeFi derivatives
12. Fungify: ブルーチップNFTのインデックスを提供
FungifyはChainlinkのNFTフロア価格フィードを利用し、即時のNFT販売、NFT拠出証拠ローン、および利回りを有するブルーチップNFTインデックスを提供するサービスです。
Fungifyは、ユーザーが初の分散型$NFTインデックストークンである$NFTに投資することを可能にします。NFTは、Fungify MarketVault内に含まれるNFTに裏打ちされ、NFTと交換可能なノン・ファンジブル・トークン(NFT)インデックスです。これにより、資金の多寡に関係なく誰でも、個々のNFTの非流動性を気にすることなく、コミュニティによってキュレートされた幅広いNFTにアクセスすることができるとのことです。
資金調達:
CitizenXが主導したシードラウンド$6Mを調達したことを2月1日に発表
Distributed Global、Infinity Ventures Crypto、Taureon Capital、Anagram、Flow Venturesなども参加
参照リンク:Fungify raises $6M to build new NFT lending primitive
13. Archimedes: DeFiのレンディング&借入マーケットプレイス
Archimedesは2月にローンチする予定のDeFiのレンディング&借入マーケットプレイスです。Archimedesのミッションは、より効率的な資本を利用できるDeFiの機会をよりアクセス可能にすることです。Archimedesはユーザーが元々持っている利回り機会を倍増させるレバレッジを提供しているといいます。アルキメデスは、レバレッジをかけることで、ユーザーが元々持っていた利回りの10倍の利回りを得ることができるとしています。
資金調達:
Hack VCがリードするシードラウンドで$4.9M調達したことを2月2日に発表
このラウンドにUncorrelated Ventures、Psalion、Truffle Ventures、Cogitent Ventures、Haven VC、Palsarなどが参加
これに加えて、$2.4 millionのプリシードファンディングがあり、事前に調達した資金は合計$7.3 millionに到達
特徴:
Archimedesはユーザーのインカムを倍増するレバレッジを提供
レバレッジを利用する人には、最大10倍のユニットを持っているNFTが送付
参照リンク:DeFi Marketplace Archimedes Raises $4.9M in Seed Round Led by Hack VC
14. Simba Chain: 米国空軍のプログラムに採択された、政府機関がWeb3へのブリッジと接続に使用するプラットフォーム
米国空軍の$30MのSTRATFIに採択された、SIMBA Chainは政府機関がWeb3へのブリッジと接続に使用する完全統合開発プラットフォームです。SIMBA Chainは、会計を強化するための組織予算のトークン化、航空サービス部門に不可欠な重要部品の追跡など、重要な米国空軍の活動を改善するためのさまざまなブロックチェーンアプリケーションを開発しました。SIMBA Blocksはこのサービスの中核をなし、ブロックチェーン開発の複雑さを抽象化してWeb3をすべての人にアクセスしやすくしているといいます。
資金調達:
米国空軍(USAF)の$30MのSTRATFIに採択
米空軍のSTRATFIは、将来の優位性を確保する可能性のある技術を特定し、前進させることに重点を置く
今回の$30Mの投資は、これまでのブロックチェーン構想に比べ大幅な予算増を反映
STRATFIにより、SIMBA Blocksプラットフォームの開発が大幅に加速され、空軍の戦略的なミッションを支援するトランジットの可視性が提供
参照リンク:SIMBA Chain Awarded $30M U.S. Air Force STRATFI
15. Sumi Network: 独自の分散型ストレージを開発
Sumi Networkは、分散型ストレージのWeb3インフラストラクチャープロバイダーです。分散型ウォレット通信の実現に焦点を当てたPolkadotブロックチェーンプロジェクトとしてスタートしました。この間、ピアツーピア技術を取り入れた独自のストレージレイヤーを開発し、Amazon Web Servicesが提供するストレージソリューションであるAmazon S3と互換性があると、同社は発表しています。
資金調達:
Scytaleがリードのシードラウンドにおいて、バリュエーションは$30Mで、$3Mを調達したことを2月2日に発表
Fuse, D1 Ventures, DFG, TRGCなども参加
特徴:
既存の分散型ストレージソリューション(IPFS、Filecoin、Crustなど)が電子メールのようなサービスを本当に置き換えることが難しく、Sumiは独自の分散型ストレージソリューションを追求すると主張
参照リンク:Scytale backs decentralized storage solution Sumi Network's $3 million raise
16. BlockJoy: ブロックチェーンノードを提供
BlockJoyは、ブロックチェーンノードをサービスとして提供するスタートアップです。この会社は、ステーキングノードやAPIをサービスとして実行する企業に対して、運用コストを最大80%削減することを目的としています。
BlockJoyは、ブロックチェーンノードの管理ソフトウェア「BlockVisor」を開発しました。
このソフトウェアにより、ユーザーは「ポイントアンドクリック」のユーザーインターフェイスを介して、任意のインフラストラクチャーでブロックチェーンノードを自動的かつ効率的に実行できます。
BlockVisorは現在ベータモードで開放されており、資金はこのソフトウェアのリリースに使われます。
最終的には、BlockJoyはノードの運用を簡単にすることを目指しています。
資金調達:
シードラウンドとシリーズAラウンドで、合計$12Mを調達
投資家は、Gradient Ventures、Draper Dragon、Dragon Roark、Active Capital、Borderless HNT、Renegade Venturesなど
参照リンク:BlockJoy raises $12M to help cut operating costs for businesses running blockchain nodes
17. Pow.re: 水力発電でのマイニング
このモントリオール発祥のマイニング会社Pow.reは、電力の使用が困難な場所での作業を専門としています。 今回の調達は、パラグアイでの拡大の資金として使われます。このパラグアイでの拡張により、毎秒500 petahash(PH/s)以上の採掘能力を持つとのことです。 このパラグアイの施設は水力発電によって稼働します。Pow.reは、水力発電も使用するカナダの北部大西洋岸のLabradorのWabush、風力発電を使用するQuebecのSt. Lawrence Riverの施設も運用しています。
資金調達:
$150Mのバリュエーションである$9.2M調達のシリーズAのラウンドと、$18Mの戦略的投資を完了したことを2月2日に発表
シリーズAは、暗号資産管理プラットフォームHaru Investがリードで、Trinito、RFD Capitalが参加
$18Mの戦略的投資もHaruを経由して実行
参照リンク:Crypto Miner Pow.re Raises $9.2M Series A at $150M Valuation
18.Giga Energy: 廃棄された天然ガスを発電源として活用するビットコインマイニングインフラ
Giga Energyは、廃棄された天然ガスを発電源として活用するビットコインマイニングインフラストラクチャーのスタートアップです。 Giga Energyは現在はテキサス州とルイジアナ州で事業を展開しており、今回の資金調達で、米国内外で同社の拡大を支援することが期待されています。今後、ミシシッピ州、ユタ州、オハイオ州、ノースダコタ州などの米国を含め、アルゼンチン、エクアドル、バーレーン、エジプト、UAEなど世界中に拡大する予定です。
資金調達:
シリーズAで$10Mを調達したことを2月2日に発表
$10M調達のうち、約$6Mは発電機製造に使用され、残りは給与、研究開発、データセンターなどの費用に充てられる予定
特徴:
ビジネスモデルとしては、Gigaはビットコインマイニングから収益を得たり、電力、発電機、ラックスペースを販売することによって収益を上げています。
昨年の収益は$4.6Mであり、クォーター毎に50%成長しているとされています。
参照リンク:Bitcoin mining infrastructure startup Giga Energy raising $10 million in Series A
19.TeraWulf: ビットコインマイナー
ビットコインマイナーのTeraWulfは、エクイティで$32Mの資金調達を行いました。同社は、この資金調達に伴い、既存のレンダーとの債務構造の見直しに関する「原則として拘束力のある合意」に達しました。これにより、同社はフリーキャッシュフローの獲得を期待しており、収益性の成長と魅力的なリターンを実現することができると考えているとのことです。資金調達により、同社はニューヨーク州とペンシルベニア州の施設を整備し、その他一般目的に使用する予定です。
資金調達:$32Mのエクイティで資金調達
参照リンク:Bitcoin miner TeraWulf raises $32 million in equity offerings
以上、今週のWeb3トピックスを凝縮した Emoote Highlights✨ を、Web3特化ファンドEmoote(エムート)がお届けしました。
今週もご覧いただき、ありがとうございました :)
来週も、月曜日の6:00に Emoote Highlights✨ に投稿いたしますので、ぜひ購読してください。
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編集後記:
Emooteでは、ディスカッション前のアイスブレイクとして、それぞれ「今の気持ち、何をしたか」などを分かち合う時間があります。最近の流行りは、観た映画・プレイしたゲーム・読んだマンガなど「エンタメ」の感想戦です。ちなみに、僕は圧倒的に『スプラトゥーン3』推しです(コムギ)。













